ホットヨガは高温多湿の環境でヨガを行います。
そのため、レッスン中に体調が悪くなることもあります。
そんなときの対処法を記しておきますので、参考までにご覧ください。

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体調不良の原因

高温多湿の環境とはいえ、心地よくレッスンを終えられることがほとんどです。
が、状況によっては、体調を崩してしまうこともあります。

まずは体調不良の原因となり得る事柄を上げていきましょう。

寝不足

寝不足は様々な影響を人体に及ぼします。
具体的には以下のような症状が現れます。

寝不足による症状

  • 体力の低下
  • 免疫力の低下
  • 思考力の低下
  • 瞬発力の低下
  • 潜在的な症状の悪化・顕著化
  • 関節痛・頭痛
  • 吐き気・めまい
  • ネガティブ思考
  • 持久力の低下

これらの症状が無自覚に現れ、
高温多湿の環境で顕著化して体調悪化の原因となります。

空腹

食事での糖分の供給が不足しているため、
低血糖となりめまいや吐き気の原因となります。

またホットヨガを行うだけのエネルギーが確保できないため、
無理に体を動かすことで熱中症の症状を発症します。

満腹

満腹のときは消化のために胃に血液が集まります。
そのため、立ったり座ったりのポーズで貧血を感じることがあります。

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また、消化のために内臓に負担がかかっているときには、
ヨガを行うことでさらなる負担が身体にかかり、結果不調を引き起こしてしまいます。

生理

女性の場合、生理中に激しい動きをすると貧血などの症状を起こします。
また体力や抵抗力が低下している時期でもあるため、
普段なら平気な高温多湿の環境に身体が絶えることができず不調を起こします。

逆転のポーズなどは生理中は特に避けたいもので、
立ったり座ったりと忙しいクラスも、生理中には控えた方が良さそうです。

病み上がり

抵抗力も体力も落ちています。
日常生活に支障はなくても、高温多湿で行うヨガは意外と身体への負担が大きいもの。
無理をしてしまうと熱中症にかかりやすくなってしまいます。


体調が悪くなってしまったときは

レッスン中にめまいや吐き気、手足のしびれなどの体調不良が生じたときは、
我慢せず、すぐにインストラクターさんに声をかけましょう。

まずは高温多湿の環境から抜け出すことが先決です。
もしインストラクターさんに声をかけにくい状況のときは、
とりあえずスタジオから出て、外の空気を吸いましょう。

呼吸を確保する

体調不良のときには呼吸が浅くなることが多くあります。
浅い呼吸では十分に酸素を得られない可能性や、
逆に過呼吸になってしまう可能性があります。

顔を少し上に向けて気道を確保し、
意識してゆっくりと口から息を吸ったり吐いたりしましょう。

手足のしびれは酸欠から生じる症状であることが多いため、
涼しい状況でゆっくりとした呼吸を繰り返すことで、症状の緩和が期待できます。

吐く

吐き気が強い場合には、トイレなどで吐いてしまうのも一手です。
胃や腸がぐるぐるとかき回されるような不調を感じるときがあります。
そんなときには、我慢せず吐いてしまうと楽になることがあります。

体の温度を下げる

高い室温につられて体温が上昇しているときは、
顔を洗ったり、首筋や脇、足の付け根などをやや冷たい水で冷やしましょう。
うがいをすると、すっきりとして熱を下げることもできます。

汗はしっかりとふき取るか洗い流します。
そのままでは悪寒を感じることもあります。
体を冷やし過ぎると風邪などの原因ともなります。

水分補給

身体が上手に水分を吸収できず、脱水症状を起こしていることがあります。
心拍数が落ち着いてきたら、水分をしっかりと補給しましょう。

塩分が少し入ったソルティライチや
ポカリスエット、アクエリアスなどが水分補給に適しています。

インストラクターさんに相談すると、持ってきてくれたりしますので、
体調が悪くなったらインストラクターさんか受付のスタッフさんに声をかけてみてください。


どうしても体調が戻らないときは

上記の処置を行っても時間をおいても体調が良くならないときは、
病院に行くことをおすすめします。

緊急時にはスタッフさんに救急車を呼んでもらいましょう。

熱中症だからとあまくみると、命の危険もあります。
無理をせず、おかしいなと思ったらお医者さんに相談してみましょう。

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