先日、ヨガの著名なインストラクターさんからレッスンを受ける機会がありました。
ファーストシップのMakoto先生です。

このレッスンではヨガのポーズの取り方のポイントを教えていただきましたので、
ここでシェアさせていただきますね。

Makoto先生とは

全米ヨガアライアンス正式認定のヨガスクールである
ファーストシップインターナショナルの講師をされている方です。

ファーストシップインターナショナルは、一般的なヨガスクールではなくて、
ヨガスクールのインストラクターを育てるヨガスクールです。

つまりMakoto先生はインストラクターさんたちの先生なんですね。
ヨガのポーズに関する本も出版されていて、とにかく何だかすごい人みたいです。

普通に受けると1時間5,000円から10,000円の受講料がかかるらしいのですが、
Lavaでの特別レッスンだったので通常の受講料で受講OK、
キャンセル待ちだったのですが、なんとか繰り上がって受講可能になりました。


ヨガサーダナとは

クラスの名称は「ヨガサーダナ」、ヨガの鍛錬という意味です。
肉体的なポーズの練習のみならず、心や精神の鍛練をしようという意味があります。

そして特別レッスンのテーマが、「五感を研ぎ澄ますこと」でした。

五感を研ぎ澄ます

五感といっても、味覚と嗅覚は今回はお休みでした。
ヨガの基本的なポーズを取りながら、視覚・聴覚・触覚に意識を向けていきます。

おそらく、ポーズはどんなポーズでもよさそうです。
ただあぐらで座って呼吸を繰り返すだけでも、
その中で視覚を一点に定め、聴覚で呼吸の音を聞き、指先で自分を感じる。
そういった意識を持ってポーズを取っていくことで五感は研ぎ澄まされるそうです。

五感が心を翻弄する

興味深かったのが、五感によって心が翻弄されるという説でした。

たしかに嗅覚や聴覚が刺激されることにより記憶がよみがえり、
それによって精神のバランスが崩れたり、思わぬ行動に出たりすることがあります。

それを五感によって心が翻弄されるという言葉で表現されていました。

そこで、ヨガを行う目的として、
感覚(五感)を完全に意志でコントロールすることがあげられました。

確かにヨガを行っていると精神的に落ち着きとゆとりが生まれます。
そういった精神的な落ち着きを、五感に刺激を受けたとしても保てるように
鍛錬していくのが、ポーズを取っていく1つの意味でもあります。

そしてその鍛錬が効率よく結果に結びつくためには、
正しい関節の動かし方や体の使い方が必要になってきます。

そこで、本日のレッスンのもう一つのテーマ、ヨガのポーズの取り方へと移行します。

ポーズの取り方のポイント

ポーズにおける正しい関節の動かし方や体の動かし方を以下のように教わりました。

1.足

・足裏の土踏まずを引き上げる。
・膝を伸ばす

2.股関節・骨盤

・腰や骨盤を床向きにする
・背骨を回旋させる

3.肩関節・肩甲骨

・肩や胸を大きく開く



これらを三角のポーズを取りながら教わりました。

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特に難しいのが2番ですが、股関節や骨盤の向きは「まっすぐ」がポイントです。

骨盤の向き:前方に平行

前方に鏡を置いて立つ前提で、
たとえば足を前後に開脚するときは、骨盤を鏡に対して平行に保ちます。

足が前後に開くので骨盤もそれにつられて斜めになってしまいがちですが、
そこは意識して、後ろに伸ばした足の方の腰を前にぐっと押し出し、
骨盤の向きを平行にします。

骨盤の向き:床向き

左右に開く開脚で、腰を落とすスクワットのポーズですが、
腰を落とすときに、お尻がうしろに突き出してしまいがちです。

けれど骨盤の向きは床向きに保つのが理想です。
ポイントは、お尻の穴を床に向けるように意識することです。
お尻の穴を床に向けるように意識することで、骨盤の向きが床と垂直になります。


まとめ

たっぷりとお話を聞き、ポーズを丁寧に解説していただいたので、
実戦の時間はいつものレッスンよりもずっと少なかったのですが、
その分一つ一つのポーズに丁寧に取り組めたように思います。

普段、インストラクターさんも教えてくれているポイントですが、
具体的に正しい方法と間違っている方法を教わったことで、
よりポーズの取り方に理解が深まったように感じました。

また今回のような機会があったら、ぜひ参加してみたいと思います。




※本文中の記述は、わたしが通っているホットヨガスタジオLAVAのレッスンを参考にしています。

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