環境や気候の変化によって、何かとストレスを受けやすい春先です。
体調を崩す前にヨガの呼吸で自律神経を整えて免疫力をアップしましょう。

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腹式呼吸とは

腹式呼吸とは、吸い込んだ空気で横隔膜を下に下げてお腹を膨らませる呼吸方法です。
肩や胸は動かさず、身体の隅々にまで酸素を行き渡らせる感覚で行います。

腹式呼吸の効果

腹式呼吸では、副交感神経の働きを優位にする効果があります。
副交感神経が優位になることで、ストレス緩和やリラックスの効果などが期待できます。

また、腹式呼吸には血流を促進する効果もあります。
呼吸をすることで身体の力が良い具合に抜けて、血行が良くなるのです。
そのため、冷え性やむくみ、肩こりなどの緩和が期待できます。

そして腹式呼吸によって酸素をたっぷりと取り込むことで酸欠状態を改善、
基礎代謝向上や脳の働きの活性化などの効果も期待できます。

このように、腹式呼吸によって身体と心の状態が改善されることにより、
自律神経も整い、免疫力アップにつながります。

免疫力が上がることによって、心と身体の健康を維持しやすくなるのです。

腹式呼吸法

1.あぐらの姿勢になるか、椅子に浅めに腰掛けます。

2.つむじで天井から吊るされている感覚で背筋を伸ばします。

3.肩を1度キュッとあげ、ふっと力を抜きます。

4.目を閉じてお腹に両手を添えます。

5.あごは軽く引いて首筋を長く保ちましょう。

6.鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
  空気は鼻を通って喉を通り、横隔膜を下に押しながらお腹へと届きます。
  手でお腹が膨らむのを感じましょう。

7.限界まで息を吸い込んだら、お腹をへこませながらゆっくりと鼻から息を吐き出していきます。
  吸う呼吸と吐く呼吸は同じ長さで行いましょう。

8.自分の呼吸だけに意識を向けて、気持ちがスッキリするまで腹式呼吸を行いましょう。


疲れたなと思ったら

頑張りすぎてしまうと体や心の調子を崩してしまいます。
そうなる前に肩の力を抜いて、心地よく背伸びするような時間を作るようにしましょう。

夜寝る前の数分だけでも、胡坐を組んで腹式呼吸を行います。
そうすることで一日の疲れが軽減され、頭がクリアになっていきます。

リラックスしたあとの睡眠は質の高いものになります。
また明日、頑張るために。
しっかりと体と心を休めてくださいね。



※本文中の記述は、わたしが通っているホットヨガスタジオLAVAのレッスンを参考にしています。

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