ヨガで行う逆転のポーズには、肩立ちのポーズや鋤(すき)のポーズがあります。

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逆転のポーズの効果

普段の姿勢とは逆の姿勢になることで、
内蔵や骨盤が引き上げられ、身体の歪みを調整します。

また、ホルモンバランスが改善され、自律神経を整えることができ、
特に疲労回復やストレス解消の効果が高いです。

逆立ちほど難易度が高くないため、ぜひ取り組んでいきたいポーズの一つです。

逆転のポーズをとるときの注意事項

首や頭に負担がかかりやすいポーズが多いため、無理は禁物です。
腰痛がある人や首を痛めているときは、つらくないところでキープしましょう。

生理中の人も無理をせず、軽めのポーズに留めておきましょう。

肩立ちのポーズ

首まわりのストレッチ効果による血行促進、
自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

ポーズの取り方

1.仰向けで寝転がり、膝を立てます。

2.両足を天井に伸ばします。

3.おしりを持ち上げて、両手で腰をサポートしながら、
  両足を真っ直ぐ天井へと伸ばしていきます。

4.下腹に力を入れて、バランスを取ります。
  頭とひじで床を押すようにして、足を押し上げます。

背筋を伸ばし、肩から足の指先までがまっすぐ床と垂直になるのが理想です。

ポイント

背筋や腰が曲がらないように下腹に力を入れてバランスを取りましょう。

視線は天井の一点に集中させると、
体の軸がぶれにくく、安全にポーズを取ることができます。

負担が軽い半分の肩立ちのポーズ

足を床と垂直に伸ばすのがつらい場合は、半分の肩立ちのポーズがおすすめです。
背筋、腰は真っ直ぐのまま、足の付け根から足を頭の方へと曲げると負担が少なくなります。

平仮名の「く」の字を体で描きます。
視線の先に足首が来る位置でキープしましょう。

生理中、腰痛ありの人

生理中や腰痛、首を痛めている人は、ポーズ2でキープします。
負担をより軽減するために、ヨガブロックを利用することも可能です。

足をあげておくだけでも腹筋が鍛えられます。
かかとを押し出すように足を伸ばせば、より効果的です。

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