心と身体を整えるのがホットヨガの目的です。
無理をして心や体のバランスを失くしては、本末転倒ですね。
今日は体調がよくないときのヨガとの向き合い方をご紹介します。
無理をし過ぎない
季節の変わり目に体調を崩してしまうのは、気候が不安定なだけでなく、
前の季節で忙しく過ごした反動によるものであることが多いようです。
頑張り過ぎた身体が、少しの休憩を求めているのですね。
体調が悪いときに、高温多湿のホットヨガスタジオの環境は、
身体に負担がかかりすぎてしまうため、おすすめできません。
体調を崩したときに、無理にスタジオに通う必要はないのです。
うちヨガで心を落ち着かせる
高温多湿の環境でなくとも、ヨガの効果は期待できます。
特に胡坐を組んで瞑想をしたり、
足のつぼなどを呼吸に合わせて刺激したりすれば、心が整ってきます。
うちヨガおすすめのポーズ
瞑想
まずは胡坐を組んで、鼻での呼吸に意識を集中させます。
吸う息で身体を温め、吐く息では悩みや痛み、澱を吐き出して、
頭の中を空っぽにしていきましょう。
吸う吐くは、それぞれ3~6秒かけてゆっくりと行うのがポイントです。
頭の中が空っぽになると、身体も軽くなるのを感じます。
フェイスピッキング
リンパ+ヨガのクラスで習うマッサージを行います。
姿勢は胡坐を組んで、背筋を伸ばしましょう。
1.耳たぶをまんべんなく刺激します。
耳たぶにはたくさんのツボがありますので、そのすべてを刺激しましょう。
2.握り拳を作って、親指の関節で眉毛を内側から外側へとなぞります。
ごりごりと力を入れて眉をなぞりましょう。
3.両手の指を組んで、手のひら同士を離します。
おでこの真ん中に指をあて、おでこをなぞりながら手をほどいていきます。
※眉やおでこはこりやすいけれど手入れが届きにくい部分です。
しっかりと解すことで、リラックスできます。
4.鼻の両サイドに両手の人差し指と親指を当てて、手で鼻を覆うようにします。
手と顔の間に少しの隙間も作らないように、手を外側へとスライドさせます。
5.こめかみをぐりぐりと人差し指と中指でもんで、その手を首筋まで下ろします。
6.眉毛やおでこ、頬の皮膚を優しくつまんでマッサージします。
7.目の周りを両手の指先で優しくパッティングします。
寝ポーズで身体をメンテナンス
1.仰向けになって膝をかかえるだけでも、足の付け根をほぐすことができます。
2.仰向けでねじるポーズはウエスト周りを刺激してくれます。
3.シャバーサナ(安らぎのポーズ)は瞑想におすすめのポーズです。
無理をしなくてもいいのがヨガの醍醐味
体や心がつらいときに、無理をする必要はありません。
でも諦めてしまうのはもったいないですよね。
無理をせず、そのときの状態に合わせたアプローチができるのが、
ヨガのもっとも優れた点ではないでしょうか。
やりたくないときはやらない。
軽く目を瞑ってみるだけにする。
少しずつ回復してきたら、強度の弱いレッスンに行ってみる。
誰もが自分らしく向き合うことができるのが、ヨガです。